072-640-6030

予防接種

ーおとなー

順番予約で接種可能
★オンライン順番予約を取ってご来院ください★
  • [帯状疱疹(水痘)予防ワクチン]
MEMO
当院では帯状疱疹の予防のために50歳以上の方に対して水痘帯状疱疹予防ワクチンの接種(皮下注射)を行っております。 免疫機能が低下するような病気をお持ちの方は、接種できないことがありますので、ご相談ください。
期間限定
MEMO
・くわしい日程は ひじり通信でお知らせいたします。
・メーカーからの入荷状況により、在庫がなく接種できない場合もございます。
・最新の情報は ひじり通信にてご確認ください。
  • [風しんにおける抗体検査および予防接種 (風しんの追加的対策)]
くクーポン券が届いた方へ〉
・当院で抗体検査・予防接種を受けることができます(無料)。
・クーポン券は全国どこの市町村発行でも利用可能です。
・詳細は茨木市ホームページもご覧ください。
  • [先天性風しん症候群対策]
MEMO
妊娠を希望する女性やその配偶者の方は、風しん抗体検査を受けることができます(無料)。 抗体検査の結果により、お住いの市町村の助成制度を利用し、予防接種を受けることができます。詳細は
大阪府ホームページ (抗体検査についてはこちら)
茨木市ホームページ (ワクチン等接種費用の助成についてはこちら)
要電話予約
MEMO
・窓口またはお電話でご予約下さい。
・65歳になった年に茨木市の助成を受けて接種ができます。
※対象者には65歳の誕生日以降にお知らせハガキが郵送されます。
・前回のワクチン接種後5年を経過していれば、追加の接種が可能ですが、自費となります。
詳細は茨木市ホームページもご覧ください。

インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器を中心とした感染症で、毎年1月中旬~2月下旬を中心に大流行します。
約1~4日の潜伏期間ののち、咳が現れ、頭痛やのどの痛み、高熱が出現します。
脳炎や脳症、肺炎などを起こすことがあります。また異常行動や異常な言動がみられることがあり、子供の場合は熱が出ている間は目を離してはいけません。
ワクチンを接種してもインフルエンザになってしまうことがあります。ただし、肺炎などの合併症を起こし入院となる確率を減らすことができます。
MEMO
0才~2才は0.25mlを2~4週あけて2回接種、3才~12才は0.5mlを2~4週あけて2回接種、13才以上は0.5mlを1回接種します。
接種後約2週間で予防効果が出てきますので、10月中旬~12月初旬の接種をお勧めします。約5ヶ月間の予防効果があります。
肺炎球菌は、元気な方の鼻の粘膜にも常在する一般的な菌ですが、高齢者がこの菌に対する抵抗力を失うと命を落とすようなひどい肺炎を発症することがあります。
1度ワクチンを接種すると、5年間ひどい肺炎を起こす確率を減らすことが出来ます。
MEMO
前回のワクチン接種後5年を経過していれば、自費になりますが追加の接種が可能です。

ーこどもー

ご持参いただきたいもの
[母子手帳] : お忘れの場合、接種できませんので必ずお持ちください。
[予防接種の予診票] : 定期接種の方は、市から配布済の予診票をご記入の上お持ちください。
順番予約で接種可能
★オンライン順番予約を取ってご来院ください★
★茨木市と北摂6市3町以外に在住で接種希望の方は、確認の為まずお電話をお願いいたします★
MEMO
※メーカーからの入荷状況により、在庫がなく接種できない場合もございます。 最新の情報は ひじり通信にてご確認ください。
期間限定
MEMO
※くわしい日程は ひじり通信でお知らせいたします。
※メーカーからの入荷状況により在庫がなく、接種できない場合もございます。
最新の情報は ひじり通信にてご確認ください。
要電話予約
MEMO
窓口またはお電話でご予約下さい。
詳細は茨木市ホームページもご覧ください。

これまでの四種混合ワクチン(ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ(IPV))にヒブワクチン(Hib)が加わり、5種の病気を予防するワクチンです。
①ジフテリアとは? ……… ジフテリア菌が喉について増え、出来た毒素によって神経や心臓の筋肉を痛める病気です。
②百日咳とは? ……… 百日咳菌が喉などについて起こす病気です。スタッカートのようなコンコンコンコンという短い咳が2~3ヶ月続く病気で、乳児がなるとひどい場合は人工呼吸での管理が必要になることがあります。
③破傷風とは? ……… 破傷風菌が傷口から入り口が開けにくくなり、その後全身の筋肉がけいれんする病気で、治療をほどこしても、今でも1年で約10人の方がなくなっています。
④ポリオとは? ……… ポリオウイルスによって神経が侵され、筋肉が麻痺する病気です。ワクチン接種のおかげで、現在日本での発病は0となっています。
⑤ ヒブとは?………インフルエンザb型菌という細菌の略名で、多くの細菌性髄膜炎の原因となります。乳幼児では発熱や不機嫌、哺乳不良を、少し大きな子供では嘔吐や頭痛が出現します。死に至る事も多く、命は助かっても難聴など様々な後遺症を来たします。
MEMO
☆接種対象:生後2ヶ月から7歳6ヶ月未満
☆接種回数:4回(初回免疫3回+追加免疫1回)
初回免疫―20日以上の間隔をおいて3回接種
(標準的には生後2ヶ月から生後7ヶ月に至るまでに接種を開始し、20~56日までの間隔をおいて3回接種)
追加免疫―初回免疫接種終了後6ヶ月以上の間隔をおいて1回接種
(標準的には初回免疫接種終了後6ヶ月から18ヶ月までの間隔をおいて1回接種)
ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ(P)の4種類の病気を予防するワクチンです。
①ジフテリアとは? ……… ジフテリア菌が喉について増え、出来た毒素によって神経や心臓の筋肉を痛める病気です。
②百日咳とは? ……… 百日咳菌が喉などについて起こす病気です。スタッカートのようなコンコンコンコンという短い咳が2~3ヶ月続く病気で、乳児がなるとひどい場合は人工呼吸での管理が必要になることがあります。
③破傷風とは? ……… 破傷風菌が傷口から入り口が開けにくくなり、その後全身の筋肉がけいれんする病気で、治療をほどこしても、今でも1年で約10人の方がなくなっています。
④ポリオとは? ……… ポリオウイルスによって神経が侵され、筋肉が麻痺する病気です。ワクチン接種のおかげで、現在日本での発病は0となっています。
MEMO
標準として生後2ヶ月から12ヶ月の間に3回接種します(初回免疫)。
その後もう1回追加し(追加免疫)、合計4回接種します。
詳しくは、
初回免疫:生後2ヶ月より、20日以上の間隔を開けて3回接種。
追加免疫:初回免疫終了後、6ヶ月以上の間隔を開けて1回接種(標準的には初回免疫終了後12~18ヶ月の間)をします。
ジフテリア(D)、破傷風(T)の2種類の混合ワクチンです。病気の説明は四種混合ワクチンをご参照下さい。
MEMO
11才~12才で1回接種します。(公費の対象です)
麻疹(はしか)と風疹を予防するワクチンです。
①麻疹(はしか)とは? ……… 非常に感染力の強い麻疹ウイルスによって起こる病気です。感染後約10日で咳や鼻汁発熱がみられ、一旦発熱が軽快後に一気に高熱(40度以上)となって何日も続き、発疹が出現、肺炎や中耳炎などの合併症を起こします。
②風疹とは? ……… 風疹ウイルスによって急性の発熱と発疹を起こす病気です。約2週間~3週間の潜伏期間の後に首のリンパ節が腫れ、体に赤い発疹が出てきます。発熱は3日間程度で治まりますがなかには熱などの症状のない方も20%程度います。妊娠初期の女性がかかると、難聴や白内障、心疾患などを持った先天性風疹症候群の子供が産まれることがあります。

麻疹や風疹にかかったことがある方が予防接種をしても、副作用が問題になることはありません。このワクチンは妊娠中に接種する事はできません。また女性の場合は接種後2ヶ月間妊娠を控えて下さい。

MEMO
定期接種は2回です。
1才になったらすぐに1回目の接種をして下さい。また年長さんになったらすぐに2回目の予防接種を受けて下さい。(昨今の麻疹、風疹の流行で、大人の接種が増える可能性があります。ワクチンは製造量に限界がありますので、公費接種の子供は出来るだけ早く打ってワクチン不足の影響を受けないようにしてあげて下さい)。
また1才児は、みずぼうそう、おたふくかぜワクチンと同時に接種をすることをお勧めします。
MEMO
☆接種対象 : 1歳以上3歳未満(誕生日の前日まで)
☆接種回数 : 3か月以上の間隔をおいて2回(例外あり)
※平成26年10月より定期接種となりました。
インフルエンザb型菌(Hemophilus influenzae type b)という細菌の略名で、細菌性髄膜炎の原因の多くはこのHibで、定期接種になる前は生後3カ月から5歳になるまでの子供たちが毎年全国で600人ほどHib髄膜炎にかかっていました。 髄膜炎とは脊髄や脳を守っている髄膜というところに細菌が感染し、 乳幼児では発熱や不機嫌・哺乳不良を、少し大きな子どもでは嘔吐や頭痛が出現します。 死にいたる事も多く、命は助かっても難聴をはじめさまざまな後遺症をきたします。 このHib髄膜炎を予防するために作られたのがHibワクチンです。

MEMO
☆接種対象 : 生後2カ月以上5歳の誕生日の前日まで
☆接種回数 : 標準4回
[Hibワクチン接種間隔]
①接種開始月齢が2カ月から7カ月に至るまで
☆初回接種:27日から56日までの間隔で3回接種
☆追加接種:初回接種終了後、7カ月以上の間隔をおいて、かつ生後12カ月以降に1回接種

②接種開始月齢が7カ月から12カ月に至るまで
☆初回接種:27日から56日までの間隔で2回接種
☆追加接種:初回接種終了後、7カ月以上の間隔をおいて、かつ生後12カ月以降に1回接種

③接種開始年齢が12カ月から60カ月に至るまで
☆1回のみ接種

☆①②の場合いずれも初回接種は生後12カ月までに実施する。それを超えた場合は行わない。追加接種は可能で、初回接種終了後27日以上の間隔 をおいて接種を行う。

肺炎球菌は 細菌による子どもの感染症の二原因の一つです。この菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、時に細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。細菌性髄膜炎にかかった人の約半数が0歳児、約8割が2歳前の子どもです。

MEMO
☆接種対象 : 生後2カ月以上5歳の誕生日の前日まで
☆接種回数 : 標準4回
[13価小児肺炎球菌ワクチン接種間隔]
①接種開始月齢が2カ月から7カ月に至るまで
☆初回接種:27日以上の間隔をおいて3回接種(ただし初回、2回目の接種が生後12か月を超えた場合、3回目の接種は行えません。追加接種は可能です。
☆追加接種:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、かつ生後12カ月以降に1回接種。

②接種開始月齢が7カ月から12カ月に至るまで
☆初回接種:27日以上の間隔をおいて2回接種(ただし初回2回目の接種は、生後24カ月に至るまでに実施します。それを超えた場合は行えません。)
☆追加接種:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、かつ生後12カ月以降に1回接種

③初回接種開始月齢が生後12カ月に至った日の翌日から生後24カ月に至るまで
☆60日以上の間隔をおいて2回接種

④初回接種開始月齢が生後24カ月に至った日の翌日から生後60カ月に至るまで
☆1回接種

日本脳炎ウイルスは豚の体内で増殖し、ウイルスに感染した豚の血を吸った蚊を介して人の体の中に入って感染します。日本脳炎ウイルスに感染すると100~1000人に1人が脳炎を発症し、そのうちの15%程が死亡すると言われています。

MEMO
☆一般的な接種対象期間
1期 : 3歳以上7歳半に至るまで
2期 : 9歳以上13歳未満(誕生日の前日まで)
☆接種回数 : 1期-3回、2期-1回の合計4回
※2009年より細胞培養ワクチンが使われています。
[日本脳炎接種間隔]
1期初回接種 : 6日以上標準的には28日までの間隔をおいて2回接種(標準的な接種年齢は3歳~4歳)
1期追加接種 : 初回接種終了後6ヶ月以上おおむね1年あけて1回接種(標準的な接種年齢は4歳~5歳)
2期 : 9歳以上13歳未満に1回接種
☆次の方は特例対象として公費で接種できます。
[特例対象①平成19年4月1日以前の出まれで、20歳の誕生日の前日までに4回接種が完了していない方]
[特例対象②平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれで、第1期(全3回)の接種が完了していない方で、かつ9歳以上13歳未満の方]
第2期の対象期間中、第1期(全3回)の不足回数分を接種することができます。
第1期と通常対象者として接種する第2期の接種間隔は、6日(1週間)以上あけてください。(標準的には10歳に至るまでに接種)
B型肝炎とはB型肝炎ウイルスによっておこる病気です。このウイルスは、体に入ると肝炎を起こし、長く肝臓に住みついて(慢性化、キャリア化)肝硬変や肝臓がんを起こします。
非常に感染力の強いウイルスで、血液や体液を介して人から人にうつります。これを予防するのがB型肝炎ワクチンで、WHO(世界保健機関)は世界中の子供たちに対して、生まれたらすぐにこのワクチンを接種するよう指示をしています。
MEMO
公費の対象年齢は1才になるまでの方です。
1回目の接種後27日以上の間隔をあけて2回目を接種。1回目の接種から139日以上の間隔をあけて3回目を接種します。
標準的な接種方法は 生後2ヶ月で他のワクチンと同時接種します。
ロタウイルス胃腸炎は冬に流行する乳幼児の胃腸炎の中で最も頻度が高いものです。嘔吐や下痢がひどく、脱水になり、入院する方も多くみられます。ロタウイルス胃腸炎は何度か感染する事で症状が軽くなりますが、この性質を応用して作られたのがロタウイルスワクチン:ロタリックスです。ロタウイルス胃腸炎の重症化を抑える効果があります。ワクチン接種時期が限られていますが、これは腸重積症という病気の発生を防ぐ為です。副作用はぐずりや下痢、お腹の張り、腹痛などです。海外では腸重積症、血便、重症の免疫不全(抵抗力が非常に落ちる病気)の患者さんで胃腸炎がありましたが、ごく少数であり、安全性と効果より、WHOも接種を勧めています。注意点ですが、経口生ワクチンですので、接種後は便中にウイルスが排泄されます。それにより胃腸炎が発生する可能性は低いですが、念のため、おむつ交換後などは手洗いの必要があります。

MEMO
☆接種対象 : 生後6週から24週(1回目の接種は生後14週6日までに行うことが推奨されています。)
☆接種回数 : 2回経口接種(経口接種)
[腸重積症]
子どもに多い病気で、腸が折り重なるように入り込み、腸閉塞を起こします。多くは原因不明です。いちごゼリー状の血便、5~10分おきに不機嫌で顔色が悪くなるな どの症状が見られ、救急外来受診が必要です。
1回目接種後4週間以上の間隔をおいて24週までに2回目接種(初回が15週を超えると腸重責の発生が多くなると言われています。)
※ 接種対象月齢が決まっていますので、ご注意ください。
BCGとは、結核を予防するワクチンです。BCGの接種方法は管針法というスタンプ方式で上腕の2か所に押し付けて接種をします。結核は過去の病気ではありません。現在でも毎年約2万人が発症し、大人から子どもへ感染することも少なくありません。特に、乳幼児がかかると予後が悪い結核性髄膜炎や粟粒結核をおこすことがあるので注意が必要です。自然感染による発症を防ぐため、BCGワクチンの接種を受けましょう。

MEMO
☆月に2回予防接種日を設けています。お電話でお問い合わせ、またご予約をお願いいたします。
☆接種対象 : 標準的には生後5か月〜8か月になるまで(1歳の誕生日の前日まで)
☆接種回数 : 1回
子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)は、令和4年4月より積極的勧奨再開となりました。子宮頸がんは発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で発症することがあります。

HPVには多くの種類がありますが、子宮頸がんの約70%はHPV16・18型の感染により発症します。シルガード9の接種によってHPV6、11、16、18、31、33、45、52、58の9つの型のウイルス感染を防ぐことができ、子宮頸がんとその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマの発症を防ぐことができます。子宮頸がんの発症は20歳代以降に多く見られますが、HPVは性的接触で感染し、発症までに数年から十数年かかることから、性的接触のない12歳前後で予防接種を受ける事が効果的とされています。

キャッチアップ接種について
◯対象は次の方です。

  • 接種日時点で茨木市に住民登録がある、平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女性
  • 16歳になる日の属する年度の末日までにHPVワクチン予防接種(定期接種)を全3回完了していない方

※過去にHPVワクチンを3回接種済の方は対象外です。
※交互接種について
同じ種類のHPVワクチンで接種を完了することが原則となっていますが、シルガード9をご希望の方は医師と相談の上接種できますので、お声がけください。
◯ワクチンは常備しておりますので、順番予約を取って、下記の物をご持参の上ご来院ください。

  • 保険証、マイナンバーカード等の本人確認書類
  • 母子健康手帳
  • 『キャッチアップ接種等のご案内』に同封のキャッチアップ接種用の予診票

◯接種期間は令和7年3月31日までです。

ご注意
このワクチンはすでに感染している人には予防効果はありません。
また子宮頸がんすべてを予防するわけではありませんので、子宮頸がん検診は必ず受ける必要があります。
MEMO
☆接種対象 : 12歳となる日の属する年度内(小6)から16歳となる日の属する年度内(高1相当)
☆接種回数
[3回接種] 15歳以上の方
初回
2回目…初回から2カ月後
3回目…初回から6か月後
計3回の筋肉注射
※1年以内に3回接種することが望ましい。

[2回接種] 小6から15歳の誕生日の前日(15歳未満)まで
初回…15歳の誕生日の前日までに接種
2回目…初回から5カ月以上の間隔を置く。標準的には6カ月後に接種
※ただし5カ月未満で2回目を接種した場合は、3回目の接種が必要です。
おたふくかぜは、流行性耳下腺炎あるいはムンプスと呼ばれ、ムンプスウイルスの飛沫感染によって起こる感染症で、潜伏期は2~3週です。主な症状は、耳下腺の腫れで、あごのやや上の辺りを触れると痛みを感じます。まれに重症化し、後遺症を残すことがあります。特に難聴は、片側が多いものの、まれに両側となり、人口内耳埋込手術が必要になることがあります。また思春期以降にかかると、精巣炎(睾丸炎)あるいは、卵巣炎を併発し、不妊の原因となることがあります。無菌性髄膜炎、脳炎、膵炎も軽視できない合併症です。

おたふくかぜワクチンは、免疫がつく確率が90%とされていますが、ワクチン接種にも関わらず抗体価が十分に上がらなかった場合や、一度は免疫を獲得しても、その後時間と共に免疫力が弱まってかかってしまう例が比較的多いと言われ、WHOも日本小児科学会も1回の接種だけでは予防効果は十分ではないとして、2回接種を推奨しています。

日本小児科学会の接種推奨年齢は、1歳と5~7歳の2回接種です。

インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器を中心とした感染症で、毎年1月中旬~2月下旬を中心に大流行します。
約1~4日の潜伏期間ののち、咳が現れ、頭痛やのどの痛み、高熱が出現します。
脳炎や脳症、肺炎などを起こすことがあります。また異常行動や異常な言動がみられることがあり、子供の場合は熱が出ている間は目を離してはいけません。
ワクチンを接種してもインフルエンザになってしまうことがあります。ただし、肺炎などの合併症を起こし入院となる確率を減らすことができます。
MEMO
0才~2才は0.25mlを2~4週あけて2回接種、3才~12才は0.5mlを2~4週あけて2回接種、13才以上は0.5mlを1回接種します。
接種後約2週間で予防効果が出てきますので、10月中旬~12月初旬の接種をお勧めします。約5ヶ月間の予防効果があります。


公費ワクチンについては、問診票を記入の上、母子手帳をご持参下さい。インフルエンザ等その他のワクチンについては供給量や法律の変化により対応が異なりますので、ひじり通信 をご確認下さい。順番予約を取ってからお越し下さい。